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基礎


目次

1. 基礎の基礎
2. 簡単な練習曲
3. 音階練習
4. 複雑な調子の音階練習(#系)
4.1. D調の音階
4.2. A調の音階
4.3. E調の音階
4.4. B調の音階
4.5. F#調の音階
4.6. C#調の音階
5. 複雑な調子の音階練習(b系)
6. 短音階
7. 半音階
8. その他の音階
9. リズム
10. 吹き練習
 

4. 複雑な調子の音階練習(#系)

 この章では、#の数が増える順番に音階練習を提示しておきます。 各調で、同じ曲「小さな日記」を課題曲として上げておきますので、実際にその調子の曲として練習すると理解しやすいでしょう。一度にこれらの調子全部をこなそうとしても大変な努力が要るだけです。「初級」、「中級」、「上級」講座の練習曲の合間に必要に応じて該当する調子の音階練習をすることをお薦めします。
 #系の音階は、スライド・レバーのボタンを押すだけで譜面の読み方は簡単なのですが、C調と同じ吹き吸いの関係にボタン押し操作が加わるので、中々滑らかな演奏ができません。この傾向は#が1個、2個の場合に最もボタン操作と吹き吸いの交替が頻繁に起こり、これらはクロマチック・ハーモニカにとって難しい調子といえます。したがって、#系を避ける風潮もありますが、もっと#の数が増えてくると、ボタンを押したままという状況が増えていくので、逆に演奏はそれほど難しくなくなります。
 #の多いほど演奏が楽、こういうつもりで取り組んでいきましょう。
 なお、お手本の速さは少し遅くしてあります。また、練習パターンは3章と同じですので不要な説明は省きました。
 メトロノームに合わせて音階練習する場合、下のテンポから選んでください。


4/4

4/4

4/4

3/4

3/4

3/4


4.1. D調の音階
 #が2個のD調は、F音(ファ)とC音(ド)に#が付きます。この調子はクロマチック・ハーモニカにとっては最もハードな調子です。E音(ミ)からF#音(ファ#)へ上行するとき、B音(シ)からC#音(ド#)へ上行するとき、あるいはD音(レ)からC#音(ド#)へ下行するとき、G音(ソ)からF#音(ファ#)へ下行するときに吹き吸いの交替と同時にボタンの押しが入ります。これが中々タイミングを取り難い原因となっています。
 解決方法は反復練習あるのみです。
D調というのはC調より1音高い調子です。つまり#を2個増やすと1音高くなるのですね。


D音(レ)から開始
E音(ミ)から開始
F#音(ファ#)から開始
G音(ソ)から開始
A音(ラ)から開始
B音(シ)から開始
C#音(ド#)から開始


D音(レ)から開始
E音(ミ)から開始
F#音(ファ#)から開始
G音(ソ)から開始
A音(ラ)から開始
B音(シ)から開始
C#音(ド#)から開始


4.2. A調の音階
 #が3個のA調は、F音(ファ)、C音(ド)、G音(ソ)に#が付きます。この調子もクロマチック・ハーモニカにとって難しい方の調子です。ただD調に較べると、F#からG#への連続はボタンを押したままなので少し楽なのです。とはいっても、最初は戻さなくてよいボタンを戻してしまったり、中々指がいうことを聞いてくれません。


A音(ラ)から開始
B音(シ)から開始
C#音(ド#)から開始
D音(レ)から開始
E音(ミ)から開始
F#音(ファ#)から開始
G#音(ソ#)から開始



A音(ラ)から開始
B音(シ)から開始
C#音(ド#)から開始
D音(レ)から開始
E音(ミ)から開始
F#音(ファ#)から開始
G#音(ソ#)から開始


4.3. E調の音階
 #が4個のE調は、F音(ファ)、C音(ド)、G音(ソ)、D音(レ)に#が付きます。F#音(ファ#)とG#音(ソ)、およびC#音(ド#)とD#音(レ#)の連続でボタンを押したままにすることができます。で、考えようによっては少し楽かなと思って取り組みましょう。悲観していても仕方がありません。 


E音(ミ)から開始
F#音(ファ#)から開始
G#音(ソ#)から開始
A音(ラ)から開始
B音(シ)から開始
C#音(ド#)から開始
D#音(レ#)から開始



E音(ミ)から開始
F#音(ファ#)から開始
G#音(ソ#)から開始
A音(ラ)から開始
B音(シ)から開始
C#音(ド#)から開始
D#音(レ#)から開始


4.4. B調の音階
 #が5個のB調は、F音(ファ)、C音(ド)、G音(ソ)、D音(レ)、A音(ラ)に#が付きます。大変複雑と思うかもしれませんが、むしろここまでくると逆転の発想があるのです。#が付かない音はE音(ミ)とB音(シ)だけですね。とすれば、ほとんどボタンを押していてE音(ミ)とB音(シ)のときだけボタンを戻せばよいのです。
 これに気付いてからは、B調もそれほどいやな曲ではなくなりました。また演奏もかなり滑らかに吹くことができます。
#を5個付ける代わりにbを7個付けてもB調ができます。B調というのはC調より半音低い調子です。つまり、半音低い調子にしたければ、#を5個付けるかまたはbを7個付けるとよいのです。
ここで#とbの算数ができます。#とbはお互いに相殺し合います。例えばb1個のF調を半音低くしたければ、(b1個+#5個=#4個)となりE調が導き出されます。(b1個+b7個=b8個)ですがb7個と#5個は等しいので置き換えをするとやはり(b1個+#5個=#4個)となります。



B音(シ)から開始
C#音(ド#)から開始
D#音(レ#)から開始
E音(ミ)から開始
F#音(ファ#)から開始
G#音(ソ#)から開始
A#音(ラ#)から開始



B音(シ)から開始
C#音(ド#)から開始
D#音(レ#)から開始
E音(ミ)から開始
F#音(ファ#)から開始
G#音(ソ#)から開始
A#音(ラ#)から開始


4.5. F#調の音階
 #が6個のB調は、F音(ファ)、C音(ド)、G音(ソ)、D音(レ)、A音(ラ)、E音(ミ)に#が付きます。ここで、E音に#がつくということはF音(ファ)になってしまうことに注意してください。クロマチック・ハーモニカではボタンを押すとすべての音が半音あがりますから、E#(ミ#)という音も存在します。そこでE#(ミ#)と吹くか、F(ファ)と吸うか2つの方法があることになります。ピアノと同様の正統派であればF(ファ)と吸ってもよいし、クロマチック・ハーモニカの特性を生かしてE#(ミ#)と吹いてもよいでしょう。後者であれば、この調子はB音(シ)だけボタンを離すと考えればいいわけです。
 実際の演奏では、吹きやすい方、装飾音符のつけやすさなどで判断します。
このように同じ音が複数個所にある場合、適宜どちらかを選びますが、これを替え手を使うといいます。替え手は、C調であってもF音(ファ)をE#(ミ#)で吹いたりC音(ド)をB#(シ#)を吸ったりという風に使えます。b系の調子では替え手を使える場合が多くなりますので、うまく利用すると滑らかな演奏、装飾音の利用、呼吸の苦しさの解消などに重宝します。



F#音(ファ#)から開始
G#音(ソ#)から開始
A#音(ラ#)から開始
B音(シ)から開始
C#音(ド#)から開始
D#音(レ#)から開始
E#音(ミ#)、F音(ファ)から開始



F#音(ファ#)から開始
G#音(ソ#)から開始
A#音(ラ#)から開始
B(シ)音から開始
C#音(ド#)から開始
D#音(レ#)から開始
E#音(ミ#)、F音(ファ)から開始

4.6. C#調の音階
 #が7個のC#調は、F音(ファ)、C音(ド)、G音(ソ)、D音(レ)、A音(ラ)、E音(ミ)、B音(シ)に#が付きます。すなわち、全部の音に#が付きます。ということは常にボタンを押していればよいということです。ピアノと違いクロマチック・ハーモニカではボタンを押すとすべての音が半音あがりますから、E#(ミ#)、B#(シ#)という音も存在するので、このような吹き方が可能になります。
 ここでも、E音(ミ)に#がついてF音(ファ)になる、B音(シ)に#が付いてC音(ド)になることに注意してください。これらの音は替え手として利用することができます。
 C#調の曲は、どの音でも半音下の音からの装飾音が簡単に付けられるので、ハーモニカ用の名編曲にはC#調の曲が大変多いのです。ぜひマスターしておきたい調子です。といってもボタンを押しているだけなのですぐマスターできます。
 C#調はb系でいうとb5個のDb調と同じ調子であるため、普通は調子記号の少ないDb調と呼ばれることが多いです.また楽譜も多くはDb調で書かれるので、b系の読み方に慣れておかなければなりません。
 C#調はC調より半音だけ高い調子です。したがって、半音高くするには#を7個付けるかbを5個付けるかすればよいのです。
ここで#とbの算数を思い出してください。#とbはお互いに相殺し合います。例えば#3個のA調を半音高くしたければ、(#3個+b5個=b2個)となりBbE調が導き出されます。(#3個+#7個=#10個)ですが#7個とb5個は等しいので置き換えをするとやはり(#3個+b#5個=b2個)となります。


C#音(ド#)から開始
D#音(レ#)から開始
E#音(ミ#)、F音(ファ)から開始
F#音(ファ#)から開始
G#音(ソ#)から開始
A#音(ラ#)から開始
B#音(シ#)、C音(ド)から開始


C#音(ド#)から開始
D#音(レ#)から開始
E#音(ミ#)、F音(ファ)から開始
F#音(ファ#)から開始
G#音(ソ#)から開始
A#音(ラ#)から開始
B#音(シ#)、C音(ド)から開始






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