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目次

テーマ曲
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年9月
2003年8月
2003年7月
2003年6月
2003年5月
2003年4月
2003年3月
2003年2月
2003年1月
テクニック
2003年12月
2003年11月
2003年10月
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テーマ曲(2003年12月)

砂の道
 谷村新司さんのスロー・テンポのバラードです。
 スローな曲を他人に聴かせられるようになるのは中々大変なことです。まず自分自身でうっとりとなるくらいに曲想に入れ込んでみましょう。この曲はそういう意味ではとても感情を込めやすい曲です。
 ビブラート、強弱などを工夫することが単調さを防ぐ常套手段です。音符が上向する局面ではクレッシェンドクレッシェンド気味、逆に下向する局面ではディクレッシェンド気味にするとよいでしょう。また、音符が長く伸びるところはビブラートのかけどころですから、吹いている音をよく聞いて、ビブラートのかかり具合をよく確かめながら練習します。



テーマ曲(2003年11月)

二人でお酒を
 舞台で梓みちよさんが座り込んで唄ったと聞いております。私自身は映像を見たことはないのですが。別れの歌なのに、なぜかとっても楽しい曲ですね。宴会で吹けば大うけすること間違いなしです。
 ノリのよい曲なので、私は伴奏がなくても皆さんに手拍子を打ってもらって吹くことがよくあります。



テーマ曲(2003年10月)

北の国から
 21年間続いて2002年9月に終了したテレビ・ドラマ「北の国から」の主題歌。この曲はいろいろな楽器で演奏されていて、ハーモニカのバージョンもあったようです。ここでお手本にしているのは、さだまさしさんのハミングとバイオリンが交互にメロディを取り、最後に「蛍のテーマ」が付け加わっているものです。
 バイオリンの部分はバイオリンらしいフレーズになっているので、その感じを表現できると面白いと思います。



テーマ曲(2003年9月)

暗い港のブルース
 ムーディ・トランペッターの早川博ニさんの作曲になるバラードです。演奏もご自身のトランペットで甘く切なく歌い上げます。思えば私が学生サークルの部室の扉を叩いたときに演奏されていたのがこの曲でした。そして、そのかっこよさに憧れて最初の270スーパー・クロモニカを購入したのでした。その後、20年ほど経って一度唄として流行したことがありましたね。吹くたびに、聞くたびにいい曲だなあって思います。
 前奏(イントロ)と後奏(エンディング)でCadenzaの部分があり、自由に吹くことになっています。これがまた練習のしがいのある部分です。指揮者のいるバンド演奏と違って、カラオケではその間の取り方が難しいかもしれません。



テーマ曲(2003年8月)

Lonely One
 ナット・キング・コールが歌った甘く切ないバラードにクロマチック・ハーモニカで挑戦してみましょう。
 題名から判断すると一人ぼっちの寂しさを歌っている曲ですから、思い切って寂しさを表現しましょう。元々、ハーモニカの音色は寂しさの表現には最高のフィーリングを持っています。喉のビブラート、ハンドカバー、マンドリン奏法などをコーラスごとに駆使してより寂しさを表現してみましょう。私自身は1コーラス分マンドリン奏法を取り入れることをよくやっています。



テーマ曲(2003年7月)

さすらいの口笛
 エンニオ・モリコーネ作曲、映画「荒野の用心棒」の主題歌です。
 映画では口笛の演奏ですが、マカロニ・ウェスタンの曲はハーモニカにもとてもよく合います。
 馬に乗って走っているシーンをイメージした伴奏になっています。調子よく吹きましょう。



テーマ曲(2003年6月)

池上線
 西島三重子が作曲し唄っているこの曲のレコードでは、前奏、間奏、後奏にクロマチック・ハーモニカが流れます。演奏は森本恵夫さんで、今でも元気に活躍されていますが、一昔前のレコードでクロマチック・ハーモニカが流れればこの方の演奏だったといってよいでしょう。録音回数はなんと1万回を超えているとのことです。
 森本さんのクロマチック・ハーモニカは、フォークソングや演歌のオブリガードに使われて実にいいムードを醸し出します。ぜひ見習いたいものです。
 今回はもちろん歌の部分にもクロマチック・ハーモニカが割り当ててあります。オブリガードと歌でビブラートの種類を変えるなど工夫してみてください。また1題眼と2題目の繰り返しは単調にならないよう、オクターブを変えて吹きます。



テーマ曲(2003年5月)

タタロチカ

 ロシアのフォークダンス。それらしく、短調の曲で日本人が好きになる曲でしょう。この曲は幼稚園でよく踊られるフォークダンスだということですので、お子様に聞くと知っているかもしれません。踊り自体は簡単なものだそうです。
 お手本は学校用フォークダンスのCDには入っていますので、手に入れば聞いてみるとよいでしょう。



テーマ曲(2003年4月)

日曜はだめよ
 映画「日曜はだめよ」の主題歌。ギリシアの港町の娼婦を貴婦人に仕立てようとするアメリカ人の奮闘をコメディ・タッチで描いた白黒時代の陽気な映画でした。この曲は、ギター伴奏で演奏され、ギリシアの雰囲気がよく出ていました。
 調子がよいので社交ダンスでもよく使われますが、フォークダンス・グループでは、レクリエーション・ダンス曲として使われています。

 



テーマ曲(2003年3月)

サン・トワ・マミー
 サルバトーレ・アダモの最初のヒット曲。日本では越路吹雪が歌って有名になりました。今の世代ではアダモは「雪が降る」で知られていることでしょう。 参考にしたレコードは彼が24歳のときのものですが、すでに年間600万枚もLPを売る大歌手であったそうです。アダモの歌い方は「アダモ節」と称せられる独特のもので、この間の取り方、フェイクの仕方を学ぶことは、プロ的な演奏法を習得するよい教材となります。
 この曲は、ラテン調の小気味のよいビギンのリズムに乗せて歌われました。

 



テーマ曲(2003年2月)

Ramona
 1927年頃の歌です。原調は3拍子のワルツですが、途中から4拍子のスゥイング・ジャズに変化します。拍子とリズムの変化を楽しんでください。


テーマ曲(2003年1月)

順子
 私がずっと若かった頃の流行の歌ではあまりシンコペーションという  長渕剛作詞作曲のこの曲はロックの範疇です。彼は10 holesの使い手でもあり、ギターを弾きながらハーモニカも吹きます。楽譜集にもハーモニカの間奏が書かれていたりします。ただし、この曲ではハーモニカは使われていません。
 この曲は中々調子がよい楽しい曲で、レパートリーに加えた後でもラジオから流れてくると、オッ、いい曲だなと振り返り、そういえばレパートリーにあったななんて気づいたりします。
 音を前にひっぱたり後に伸ばしたりという効果を付けているために、小節を跨るシンコペーションがよく出てきます。

 



テクニック(2003年12月)

スローのシンコペーション
 この曲では下に見るように、シンコペーションが使われています。この曲の一番盛り上がるべきところで使っているのです。
 スローなので足を踏んでいると足のどの位置で次の音がでるか確かめやすいですから、最初はよく納得して吹くようにしましょう。慣れれば特に意識する必要はなく、曲想を盛り上げることに全力を注いでください。





テクニック(2003年11月)

Swingのノリ
 歌謡曲ですが、Swing調のノリがあります。こんな曲は要請されなくてもついつい手拍子を打ちたくなりますね。ただし、手拍子を打つにしても1拍目と3拍で打ってしまうと艶歌っぽい打ち方になってしまいます。ジャズっぽく打つには2拍目と4拍目の後打ちで打たなければなりません。他の人に打ってもらう場合は、先に打ってもらってから、後打ちになるように吹き始めます。
 前奏から小節にまたがるシンコペーションが出てきますが、よく知られた歌ですからこれを機会にシンコペーションをマスターしてしまいましょう。




テクニック(2003年10月)

2拍内3連符
 バイオリンの部分では2拍内の3連符が出てきます。このリズムがちゃんと取れる人にとっては、感情を込めやすい大事な部分になります。大らかな気持ちで盛り上げて吹くと聴衆に訴えかけられることでしょう。
 リズムが取れない方は、基礎編に解説がありますので参照してください。




テクニック(2003年9月)

バックとのかけあい
 バンド演奏の中でソロを吹く場合には、バックがメロディを取り、ソロがオブリガートを吹くといった交互にかけあいをする場面がよくあります。この伴奏ではバイオリンのアンサンブルやバス・パートとのかけあいがよく出てきます。音色の違いが際立つ部分ですので、ハンド・カバーのビブラートを使ったり、喉のビブラートを使ったりとハーモニカの音色の美しさを思いきり出すようにすると効果があります。




テクニック(2003年8月)

メロディ・パターンの変化
 プロの演奏や歌を採譜してみると、同じメロディがコーラスごとに少しずつリズムの変化を付けられていることに気が付きます。聴衆を飽きさせないように工夫しているのです。
 したがって、私達の演奏も聴いてもらうためにはそのような心遣いが必要となってきます。
 この曲におけるナット・キング・コールの変化パターンは次のようになっています。早速取り入れてみましょう。







テクニック(2003年7月)

グリッサンド
 原曲ではピロピロピロと半音階進行のバックが入ります。メロディに重なっていたりして全部を真似することはできないのですが、できる部分をグリッサンド奏法を入れるように編曲しています。入れるタイミングが難しいところもありますからよくリズムをつかみましょう。
 グリッサンドはやってみると吹音でやるのか吸音でやるのか、速さはどれくらいがいい、などいろいろ研究してみる価値があります。




テクニック(2003年6月)

3連符
 この曲ではバックにスロー・ロックの3連符のリズムが刻まれています。メロディにも3連符がたくさん現れますので、リズムに乗って吹いてください。後半、間奏が入る直前にはここぞとばかり強調するような部分がでてきますから、そこでは乗りに乗って曲を盛り上げてください。うまく表現できれば、自己陶酔感に浸ったような感覚になり、また聴衆へのアピールも素晴らしいものとなります。




テクニック(2003年5月)

速さに慣れる
 ハーモニカで吹くときには、この曲は中級のとてもよい演奏曲になります。途中に変奏が入ってくるのですが、これがご機嫌な速さの16分音符の連続で、しかもb1個のDm調ですから、クロマチック・ハーモニカではとても吹きやすいのです。練習も楽しいし、仕上がるのは確実な難易度ですから、こういう曲にめぐり合うと本当に良かったなという気がしてうれしくなってしまいます。そういう意味では、ぜひレパートリーに加えておきたい1曲です。






テクニック(2003年4月)

チャチャのリズム
 前回に引き続き、ラテン・リズムのチャチャに乗せてみました。ビギンやルンバで踊ることもよくあります。チャンチャチャチャンチャチャが基本で、ときどきチャンチャチャチャチャチャーと入ります。



テクニック(2003年3月)

ビギンのリズム
 ポピュラー音楽では色々なラテンのリズムに乗せて歌が歌われます。色々なリズムのレパートリーを増やしておけば、社交ダンス・パーティでの演奏も夢ではありません。小役も学生の頃およびトリオ時代に演奏した経験があります。
 ビギンのリズムは、次に示す最初のパターンが基本ですが、それ以下のような変化形も使われます。
 今回のお手本で使われているのは、2番目の形です。この曲ではときどきリズムがストップして、メロディのみになります。
 全体にリズムに乗って、楽しく演奏しましょう。



テクニック(2003年2月)

拍子とリズムの変化

 3拍子の曲はしばしば4拍子のスゥイング・ジャズに編曲して演奏されます。「鈴縣の径」や「浜辺の歌」などがよくスゥイングで演奏されます。この曲の編曲では、原調のワルツが途中から4拍子のスウィングに変化しますので、両方を対比することができます。






テクニック(2003年1月)

シンコペーション2

 この曲もスウィングしていますのでを仮定しています。
 前奏部分で早速小節に跨るシンコペーションがでてきます。これは2小節目のC音(ド)が前の小節にひっぱっられたのと4小節目のD音(レ)が前の小節にひっぱられたものです。



 間奏部分によりややこしいシンコペーションが出てきます。これは1小節目や2小節目のC音(ド)が後ろの小節まで伸ばされたものです。また4小節目のE音(ミ)は前の小節にひっぱられています。



 これらのシンコペーションが出てきても、足なり身体なりで取っているリズムを狂わされないようにしましょう。シンコペーションでは頭の中が変に感じられるものですが、それに慣れて楽しめるようになってこそ最近の曲の面白さがわかってくるのです。


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