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目次

テーマ曲
2002年12月
2002年11月
2002年10月
今月のテクニック
2002年12月
2002年11月
2002年10月
 
テーマ曲(2002年12月)

シシリアン・タランテラ
 タランテラはイタリアの激しい踊りのフォークダンスです。毒蜘蛛のタランチュラに咬まれた痛さにきりきり舞いしている姿を表しているという説があります。タンバリンを激しく打ち鳴らしながら踊る様子は、踊っても見ていてもとても楽しいものです。
 フォークダンスの会でも何度かトリオでこの曲を披露しましたが、そこで踊りに参加してくれるのはかなりの上級者でした。運動量が多いので終わると汗びっしょりでした。ここでは繰り返しが少ないですが、フォークダンスの伴奏をするときは倍の長さになるので、クロマチック奏者もかなりグロッキー気味になります。
 6/8拍子の曲ですが、ほとんど2拍子的なカウントをします。
 シシリアン・タランテラは、ハーモニキャッツの初期の演奏でも取り上げられています。ここで参考にしたのはフルート2本の演奏で、一部2ndパートにメロディが回りますので、1stはそこでオブリガートをつけています。

 



テーマ曲(2002年11月)

Make Love To Me
 同じメロディを単純なスウィング、3連符、3度奏法、それらの入れ替えと工夫して吹いています。グリッサンドを使ったりグリッサンド気味の装飾音符を使ったりと、かなりクロマチックを熟知している奏者の演奏だなという印象を持たれると思います。それゆえ、テクニックを学ぶにはふさわしい演奏でしょう。
 途中でアドリブ・フレーズもありますが、典型的なブルース進行になっています。原盤のLPの演奏では、フルートが吹いていましたが、ほんの少し変更するだけでクロマチック用の無理のないフレーズになりました。

 


テーマ曲(2002年10月)

静かなる胸に

 スロー・テンポで奏でられる美しい調べ。どこかイギリスあたりの民謡を思わせる曲で、クロード・ガーデンが美しく歌い上げます。LP(SFL-7147)には難曲と共にこのように静かできれいな曲もたくさん含まれているので、クロマチックを練習するにはとてもよいレコードです。
 同じメロディが何度でも繰り返される単調さを、オクターブを変えることによる変化、転調する変化によって救っています。

 


 
テクニック(2002年12月)

速い曲
 シシリアン・タランテラは吹き吸いがかなり大変な曲で、その分、横隔膜の筋肉がとても鍛えられます。当初はかなり苦しいと思います。慣れるにしたがって横隔膜の振幅が小さくても吹けるようになり、苦しさが減っていきます。
 この曲ではちょっと変わった装飾音が使われています。通常は半音下からの装飾音がよく使われますが、ここでは次のように半音上からの装飾音が使われています。フルートの演奏ですが、この場合クロマチック・ハーモニカでも可能です。このようなテクニックを知っておけばまた応用範囲が広まります。

  



テクニック(2002年11月)

重音
 この編曲では、3度奏法とオクターブ奏法が使われています。3度奏法では音が濁らない使い方をしています。

 オクターブ奏法は展開部で音色を変えるために使われています。オクターブ奏法から普通のシングル奏法に変わると、またいい効果があります。

 速めの曲ですが、クロマチック・ハーモニカに合った心地よい編曲がされていますので、楽しく練習できます。

テクニック(2002年10月)


転調

 半音上げる転調、1音上げる転調、bや#を1個付けたり減らしたりする転調などが単調さを救う目的でよく使われます。
 半音上げる場合には、#を7個付け加えるか、bを5個付け加えるかします。C調からC#調へ行くのは簡単ですが、それ以外であれば#系とb系の調子の行き来となりますので、読譜はとても大変です。
 1音上げる場合には#を2個付けるかbを2個減らします。大変は大変ですが、同じb系だったり#系だったりするので、まだ読譜は簡単な方でしょう。またb系と#系を行き来する場合でも、まだ調子記号の少ない調子どうしですので、やはり読みにくいほどでもありません。
 bや#1個の増減も、読譜の観点からはそれほど難しくありません。
 「静かなる胸に」では、#1個から#3個への転調、すなわち1音上がりの転調が使われます。転調した#3個の部分ではボタン押しの場所が増えるために、半音上がる装飾音符がよく使われるようになります。そういう意味では、クロマチック・ハーモニカの構造を巧みに利用した、よいお手本です。


注教材の入手について:譜面は掲載しませんので、ご入用(有償)の方はE-mail下さい。



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