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奏法(タンギング)のページ


奏法



目次

1. 重音奏法
2. トリル
3. トレモロ
4. 音のフェイク
5. グリッサンド
6. ビブラート
7. タンギング
7.1. スタッカート
7.2. ダブル・タンギング
7.3. 細かい音の連続
7.4. アタック感

7. タンギング
 音を短く切るスタッカートでは舌(タング)が活躍します。舌の動きについてまとめてみます。

7.1. スタッカート
 それほど速くないスタッカートでは舌というよりは喉で音を切る奏法が有効です。パッカリングでもタングブロックでも喉を使って音を切ります。舌を使うよりはtuという音がハーモニカの音色に反映されないのできれいなスタッカートが表現できるからです。ラバリアーズ演奏するところの「セレソローサ」において、スタッカートの連続がでてきますが、遠慮せずにしっかりスタッカートを決めると、とても感じのよい演奏になります。2分音符や全音符でもスタッカートが付いていれば迷わず音を切ります。ああ、スタッカートの効果っていいものだなあと実感できる曲です。



7.2. ダブル・タンギング
 同じ音が急速に連続すると、中々喉では音をうまく切れません。また、舌で音を切る方法でもうまくいきません。典型的な例はハーモニキャッツ演奏するところの「コメディアン・ギャロップ」です。 特にスタッカート記号は書かれていませんが、歯切れのよい演奏をするためにはダブル・タンギングというテクニックが必要となります。
 ダブル・タンギングは同じ音が連続するときにTTTTという舌の動きでは追いつかないために、TKTKというような発音で音をきっていくものです。下の「コメディアンズ・ギャロップ」の場合はTKT TKT TKT TKT TKT TKT TKT TKTのように演奏します。ただし、このとき下がハーモニカに近いとTUKUTU TUKUTUというような舌の発音自体が音色に反映されて、聞いている聴衆からみると変な演奏になってしまいます。それを避けるには、舌を少し奥に引っ込めて、TAKATA TAKATAというようなつもりで舌を動かすとよい効果が得られます。
 「コメディアン・ギャロップ」の演奏ではシングル・タンギングで演奏しているレコードも聞いたことがありますが、スピードはハーモニキャッツのものよりずっと遅い演奏でした。



7.3. 細かい音の連続
 細かい音が連続するとき、曲が速いか遅いかによってダブル・タンギングを使うかシングル・タンギングを使うか切り分けます。下の例は「なごり雪」の最初の部分ですが、それほど速くないのでシングル・タンギングの方がきれいに聞こえます。TTTTTTTTTTTT-TTというタンギングをやはりTATATATATATATATATATATATA-TATAというつもりで口の奥の方で音を切ります。
 ただし、かなりな速さにはなりますので、その速さで音を切れるよう、舌を日頃から鍛えておく必要があります。舌の訓練は特にハーモニカがなくてもできるので、満員電車の通勤の間にも人に聞こえないように舌を動かしたりするとよいでしょう。また、喉で速く切れるようでしたらそれもよいのですが、舌を使ったほうが歯切れがよくなるようです。


7.4. アタック感
 ハーモニカはアタック感の強い楽器だと言われることがあります。アタック感は音の立ち上がりがフワッという感じではなくてタッと一気に立ちあがるときに強く感じられます。
 その効果を出すためには、音の出だしでほんの少し舌でタッという感じを出すように吹き吸いします。これも舌がハーモニカに近すぎるとTUという音が聞こえてしまいますので、奥のほうでTAというように舌を使うところにコツがあります。
 また、スライド操作により装飾音後の#音が立ち上がるときもとても強いアタック感が出ます。Stevie Wonderの演奏でよく聞かれますね。
 アタック感をうまく使えば、Stevieのように他の吹奏楽器にないハーモニカ特有の効果を出すことができるのです。





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